300系特急電車

最高営業速度 160㎞/h
 製造初年  1983年
引退年

2006年(ドリーム上越編成)

2000年(上越編成)

製造会社

磯川車両製造

 300系は1983年の新東新潟線全通に伴い運転を開始した新宿ー新潟中央間の特急「上越」用の車両です。

特急上越に最も競合する新幹線を念頭にした車両で本格的な食堂車や当時の国鉄にない3列シートの特別車両を連結し、サービスと車内の快適性と狭軌初の160Km/hで対抗しました。

夜行列車も設定され、寝台車も作られました。

寝台車は鉄道国有化以降初めての私鉄の寝台車です。

1980年代から2000年まで新宿―新潟中央間の上越の主力を務めていましたが、後継の400系に置き換えられ夜行運用専用編成と食堂車を抜いた伊香保特急編成が残るのみとなりましたがその車両の老朽化からこれも増備編成によって置き換えられました。

現在私鉄初の160㎞/h運転車両、新東電鉄の特急をそれまでの伊香保への特急から今の都市間連絡特急への発展に寄与した特筆性を有する車両であることから新東電鉄博物館にて先頭車両および、食堂車、寝台車の3両が保存されています。